生涯にただ一冊の句集「生きてこそ」 山本久子 | ご紹介/山暦主宰 青柳志解樹先生頁のヘッダー画像: 生涯にただ一冊の句集「生きてこそ」山本久子著
生涯にただ一冊の句集「生きてこそ」 山本久子 | ご紹介/山暦主宰 青柳志解樹先生頁画像1: 山歴主宰 青柳志解樹先生ご紹介   青柳 志解樹/あおやぎ しげき   1929年 長野生まれ    1979年「山歴」を創刊/主宰    1992年 句集「松は松」第32回俳人協会賞受賞   2014年  句集「里山」第3回与謝蕪村賞受賞   「山歴」主宰    「植物文化の会」主宰    俳人協会評議員    日本文芸化協会会員     日本ペンクラブ会員     耕牛』『杉山』『山暦』『山水』『山雨』『楢山』『山霊樹魂』『松は松』『麗江』『花顔』『草行』『四望』『里山』の13 句集の他、『大陸吟遊抄』『青柳志解樹の華』など。   また、『季語深耕』『花の歳時記』『木の花 草の花』『俳句の花/上下巻』『百花逍遥』『歳時記の花たち』『季語別青柳志解樹句集』『今日の花 明日の花』『青柳志解樹の花俳句つれづれ』  等々、歳時記や植物をテーマにした俳句集も多数。「花博士」と称される 俳壇随一の植物通。加えて   酒仙でもある。  〈近刊〉第3回与謝蕪村賞受賞句集『里山』
生涯にただ一冊の句集「生きてこそ」 山本久子 | ご紹介/山歴主宰 青柳志解樹先生頁画像2:自然即自然   『信州の山深い寒村に生まれ育った私は、まわりの誰もがそうであったように、小さいころから草や木との交友が日常であった。家が農業だったから、田畑の手伝いもしたし、ウシやヤギやウサギなどの飼育もした。家畜に与える草を刈りにゆき誤って鎌を足に突きさしたり、手を切ったことも何度かあった。そのときの傷あとがいまも残っていて、少年の日をなつかしく思いださせる。        日頃、山麓や野山を徘徊しては、植物との交わりを深くしてきたのだが、かえりみて、草木にはずいぶんとなぐさめられたり、はげまされたり、まだ学ぶところが多かった。とりわけそこに咲く花たちに、季節の哀歓を深くさせられた。こうした自然に身を置いていると、いつかその中へ同化していくような感じさえしてくるのだ。       これからも、植物とのつきあいは続くことになると思うが、植物を愛するとか、花を愛するなどと、さかしらなことはいいたくない。いままでどおり、親しい交わりを続けてゆきたいと思っている。』      (平成16年4月、25周年を前に。 青柳志解樹監修『新山暦俳句歳時記』序より)        『俳句は端的に言って、風土の詩であり、季の秩序の上に立っている。点としての季語を線に結んだとき、風土の生活が連帯して見えてくるのだ。季語は季節現象によって磨き上げられた詩語であることを思う。  その中で植物の存在は、農耕民族の長い歴史や、衣食住と強く結ばれてきたものである。俳句を作るよろこびは、季節のこころに触れたときである。はてしなく発達する文明社会に翻弄されながら、自然回帰を養ってくれるのが俳句ではないか。そんな認識がふつふつと湧いてくるのである。』  (青柳志解樹著『百花逍遥』より引用)
生涯にただ一冊の句集「生きてこそ」 山本久子 | ご紹介/山歴主宰 青柳志解樹先生頁画像3: ※この『自然即自然』の項は「山歴俳句会」ホームページからの引用です。俳誌『山歴』の紹介や、句会情報、入会方法などが掲載されています。   山歴俳句会 http://www.geocities.jp/sanreki25/    次ページ山歴主宰 青柳志解樹先生の句集紹介 へのリンク


     
     
     
     
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